リトミック



昨年からリトミック指導者、大城依子先生のピアノ講師向け講座を受けています。
そこでは、ダルクローズメソッドである《リトミック、ソルフェージュ、即興》の分野を学んでいます。

リトミックというと、日本では幼児期に多く行われていますが、大人でも表現力や感性を養える大変奥が深いものです。
創案したのはスイス生まれのエミール・ジャック=ダルクローズ。
ダルクローズは「人が歩く時の身体の左右規則正しい動き」を基礎に、体重と空間を使ってリズムや音楽を感じる様々な方法を考案しました。

例えば、大城依子先生の授業では、次のような実践を行いました。まず、フラフープを「ケンケンパ」のように一直線に置きます。そしてそのフラフープのひとつひとつを、だんだんと距離を離して並べます。
フラフープの輪を一歩ずつ歩きますが、その距離が増すことで勢いが出ます。徐々に上がるピアノ伴奏の音量と体の動きをシンクロさせることで、音楽における「クレッシェンド」(だんだん音を大きく)を体感します。

これはほんの一例で、音楽が目に見える形になり体感できるたくさんの実践や、これまで知らなかった視点の音楽理論もあり、興味深く学んでいます。
リトミックは、たいてい複数で行うので、一対一のピアノ教室でできることは限られていますが、応用して「楽しく身に付くレッスン」に結びつけたいと思っています。

2020年07月24日