ヨハン・シュトラウス



3拍子は「踊り」の拍子。
強拍から弱拍へと流れる音楽「ワルツ」は19世紀のウィーンの舞踏会で演奏されました。
作曲家ヨハン・シュトラウス2世はウィンナーワルツの音楽で一世を風靡し、ウィーンだけでなくロシア、アメリカにまで名を広げました。
親交のあったブラームスは「美しき青きドナウ」がお気に入り。
シュトラウスの代表作のひとつです。ワーグナーやラヴェル、チャイコフスキーも影響を受けています。

先日、近所の公園でヨハン・シュトラウスの名と思いがけず出会いました。
薔薇の名前です。
幾重にも重なった花びらは淡いサーモンピンク。美しいドレスをまとった貴婦人が優雅にご挨拶をしているようです。
シュトラウスのワルツが聴こえてきそうでした。


「美しく青きドナウ」は、ウィーンで毎年開かれるニューイヤーコンサートで必ず演奏されます。
2004年、リッカルド ムーティ指揮の演奏を紹介します。

BGMにすると、うきうきと身体が軽くなりそう。

2021年05月08日