演奏を聴く



18世紀、モーツァルトの時代も、コンサートを開くには、たくさんの経費がかかりました。モーツァルトは手紙の中でこう言っています。
「ぼくの収入はもちろんもう少し多かったのですが、楽団、照明、見張り、印刷、いくつもの入口にいる大勢の人達のための雑費が大きな額になります」
なるほど、と思ったのは、当時チケット代の40倍程かかったという「照明」の代金。
その頃は電気が無いのでろうそくで明るくしており、決して安くはないろうそくを大量に使ったそうです。

今、コロナ渦に於いて多くのアーティストがInstagramやTwitter、YouTubeなどで演奏を提供していらっしゃいます。
経費はそんなにかからないものの、勉強と訓練の賜物を私達は無償で聴くことができます。

ギタリストの鈴木大介さんは毎晩2分程度の曲を2曲、Twitterに載せていて、私を含めたくさんの方がそれに癒されています。(作家の平野啓一郎さんも聴いているようです)
彼のblogによると、今後のアーティスト活動を色々と模索中とのこと。
確かに手軽に聴けるコンテンツがある中で、これまでのコンサートだけでなく、媒体を通しての演奏にはまだまだ可能性がありそうです。聴く側も聴かせていただく感謝の思いは形にしたいものです。

とはいえ、ライブのコンサートというのは、やはり感動します。
鈴木大介さんのコンサートが催されれば、ぜひ足を運びたいと思っています。

2020年05月14日