弾きあい会
先月、FさんからLINEが来ました。
私と同じく、オランダ人の先生にレッスンを受けていた方です。
『西本さん、お久しぶりです!』
『7月、音楽ホールがとれたので、気軽な弾きあい会をします。ぜひ西本さんも来て弾きませんか?』とのこと。
当時のレッスン仲間も誘っているらしく、皆に会いたいので参加しようかな…、と思っていると、『1人、持ち時間は30分です』と書いてあります。
30分近く弾いたのはかれこれ8年程前のこと。しかも、演奏は来月……披露する曲を用意するには時間がなく、ちょっと難しそうです。
迷いながら、その日は演奏会を聴きに行くため上野へ行きました。
前回のブログに書いた小倉貴久子さんのコンサートです。
モーツァルトの時代に使われたフォルテピアノやハープシコードによる演奏会で、舞台にはそれぞれ違う5台の楽器が置いてあります。
休憩時間になると、それらをカメラで撮影して良いとのアナウンスが流れたので、いそいそと舞台まで見に行きました。
すると、聞き覚えのある声が。
お顔を見るとなんと、そのFさんです。
マスクをしているのでわからないかなと思い、声をかけました。
「こんにちは……あの、西本です」「え?!」
お互いびっくり。
「さっきライン読んだところ……」
「うゎぁ、なんて偶然!まさか、今日会うなんて!
これはもう運命だわ〜、西本さん!」
というわけで昨日、弾き合い会に参加してきました。
演奏者は主催のFさん、懐かしいAさん、ベートーヴェンをこよなく愛するSさんや大人になってピアノを再開したというピアノ愛好家の方々。
私はショパンから5曲弾き、皆さんはバッハ、ベートーヴェン、ショパン、ドビュッシー、ラフマニノフと様々で、それぞれ音楽愛にあふれた名演奏でした。
成り行きで次回の幹事を引き受けることになったので、今度は「今から」準備です。
それから、ピアノ教室の保護者演奏会「大人の会」も、そろそろ計画する予定です。ゆるく楽しく過ごすひととき。どうぞご参加下さい。