久方ぶりの
去年、企画を始めた「弾きあい会」が今週末に本番を迎えます。
ピアノ愛好家が集い、好きな曲を披露する会です。
参加者のプログラムは、バッハやベートーヴェン、映画音楽のエンリオ・モリコーネなど盛りだくさん。
私の演奏はショパン、ブラームスから1曲ずつと、メンデルスゾーンの連弾をします。
連弾のお相手は以前ブログにも登場した大学の同門生(大学のピアノの先生が同じ)Tさんです。
この曲【アンダンテと華麗なるアレグロ】は思ったより手強く、二人で合わせの練習を重ねるうち「久しぶりに恩師に指導していただこう」となりました。
先生のご自宅へ伺うと、当時と変わらないご様子。
レッスンも元気でパワフルです。
「ここ、全然二人合ってないね、もう一度」
「はいっ」
「左、音が大きすぎ!」
「はいっっ!」
「じゃ、ここから始めて、さんハイ!」
「!!」
決して「さん、ハイ」に遅れてはなりません。
レッスンを終え、ドッと疲れが出ましたがなんだか心地よい。
必死になる時間なんていつぶりかと考えても、はるか彼方で思い当たりません。
今週末まであと数日、先生への感謝も込めて演奏します。