のびのびレッスン
「音楽家を成長させる教える技術」という本の言葉より。
『教師の仕事は生徒一人ひとりがスキルを高め、自立していけるように、学びの順序を適切に決めていくことである』
このとおり、導入期の生徒さんには、興味の芽を摘まず、かつ無駄のない指導が必要だと思っています。
先日、年中さんの可愛らしい女の子が体験レッスンにやってきました。
「◯ちゃん(自分のこと)これやってみたい〜」「この本見てみたい〜」
初めてのことに興味津々です。
「じゃあ、まずはお指の体操からしてみようかな?」
両手を合わせてそれぞれの指先を突合せたり、回したりします。《手先のトレーニング》
ひとつの課題が終るまで集中できています。
けれどすぐに「◯ちゃん、つぎはお絵描きしたい〜」
「はいはい、じゃあこのホワイトボードにある線(五線が印刷してある)のところにマルをかけるかな?」《音符の配列》
「◯ちゃん、ピアノひきたい〜」やる気があって大変よろしいです。
「そうね、ピアノ弾きたいね。音を出してみようか。高い音はどちらかな?」《音の高低の認知》
指示行動はきちんとできます。
興味が移っていく中、どうレッスンにつなげるか、集中しながら柔軟に対応していきます。最後には、◯ちゃんは私にとびきりの笑顔を向けてくれました。
体験レッスンを終えると、すぐにご入会のお申込を頂きました。「ピアノ教室リズムガーデン」の仲間入りです。
今年度も一人ひとりに合わせた、よりよいレッスンをして参りたいと思います。
生徒さんは定員となり、新規の募集は終了いたしました。
空き枠が出ましたらホームページにてご案内いたします。