ギターコンサート
芸術の秋。
今回はギターの演奏を聴きに行きました。
スペインのギタリスト、ラファエル・アギーレは、13の国際ギターコンクールで優勝し弱冠16歳でオーケストラ共演するなど、天才とも呼ばれています。
400席が満席のホール。38歳で、まだ青年の面影を残すアギーレが拍手で迎えられた後、静寂のなか、優しく切ないギターの音が響きます。多様で上品な音色と、一切のよどみないテクニックは素晴らしく、観客はひとつになったように惹き込まれました。
プログラムの前半はメンデルスゾーン、ショパンなどのクラッシック音楽で、特にギターによる「バッハのシャコンヌ」は心に沁みました。
後半はスペイン、中南米の音楽。ギターを叩いたり足踏みの音があったりと、フラメンコのような舞踊風です。情熱を感じる演奏でした。
プログラムが終わってもアンコールの拍手が鳴りやみません。
3度も出てきて演奏し、最後は客席からのリクエストに応え『アルハンブラの思い出』を聴かせてくれました。
この日は高校の同級生のPさんと久しぶりに再会し、一緒に聴きました。
コンサートが終ると、美味しいペンネを食べつつ、懐かしいおしゃべり!
いい夜になりました。
ではラファエル・アギーレ『アルハンブラの思い出』を紹介いたします。