原宿
先日、原宿のホールで催されたコンサートへ行ってきました。
原宿駅、竹下通りといえば若者、サブカルチャーの街。
長い間来ることはなかったのですが、少し早めに着いたこともあり、今はどんなものかな……と勇気を出して散策してみることにしました。
小雨が降っていたので混雑はしていないものの、雑貨やコスプレショップが並ぶ通りに、何やら人だかりの場所が。
覗いてみると、そこはペットカフェで、大きな窓から中が見えるようになっています。
お客さんが足を伸ばして床に座り、その周りを子豚が無邪気に歩き回っていました。
人だかりは、その愛らしい様子を写真に撮っているのでした。
ペットカフェは他にも「サモエド(犬)カフェ」「猫カフェ」「カワウソカフェ」まであり、興味津々、すっかり観光客の気分です。
そうこうしているうちに開演時間も近づき(今日はコンサートへ来たのだった…)
と我に返り、会場へ向かいました。
コンサートは10年来のピアノ仲間であるIさんの自主コンサートで、その日のプログラムは、シューベルトのソナタ21番D960と即興曲。
ピアノソナタはシューベルト晩年の傑作です。
ピアノを習っている時に「作曲家達は正直であって、そこに皆が感動する」と言われたことがあります。
Iさんの、この作品への思いが感じられる真摯な演奏はとても胸を打つものでした。
会場を出ると、小雨はあがっていて、いつもの賑やかな原宿です。
帰り道、Hさん(こちらもピアノ仲間)とおしゃべりしながら原宿の竹下口まで来ると「せっかくなので、竹下通りをみて帰ろうかなと思って」とHさん。
Hさんも、あのペットカフェを目にするかもしれません。
「いいですね!」と頬が緩み、手を振りました。